備忘録(その4)建築オプションのお話し
今日は、「建築オプション」についてのお話です。
今振り返ると、建築オプションにサインするまで、約1か月かかりました。
まず、
・壁を取っ払い、3LDKを広めの2LDKに変更。それに伴い、コンセント位置を変更
・床、ドア、キッチン面材、風呂場の壁などの色を選択
これで部屋のざっくりとしたイメージが決まり、マンション生活に向けた準備がいよいよスタートを切ります。私は、グレージュを基本にして、北欧調のお部屋にしよう!と決めました。
そして、その次に決めていくのが、以下のもの。悩んで付けたオプションと、悩んでやめたオプションなど、主なものをピックアップして書いていきます。
- キッチンカウンター高さ → 85cmに
85cmか90cmか、高さが選べました。
身長163cmの私が選んだのは、高さ85cm。固い食材を切るとき、力が入りやすい高さだと思ったので。
使い始めて2か月が経ちますが、85cmで不満なし!まな板の厚みを考えると、高さが87cmくらいになってしまうから、これ以上の高さだと疲れたかも。キッチンマット、スリッパ、まな板の厚みを考慮に入れることをお忘れなく。
ちなみに、キッチンカウンターの背面に設置したカップボードは高さ90cmにしました。オーブンやレンジ、トースターを、屈まず、楽に使えるように、少し高めのものを選びました。(カップボード選びについてはまた別の機会で。これがまた色々と問題発生!)
- 一体型カウンター → 却下
調理するキッチン側とダイニングルーム側のカウンターがフラットになる一体型カウンター。アイランドキッチンでよく見るあのフラットなキッチンカウンター、おしゃれですよね。
でも、シンクからの水はねが心配で、一体型カウンターは却下。キッチン側とダイニング側のカウンターの段差は5cmくらいあるのですが、別に不満はないです。もしキッチンを広く、明るく見せたいのなら、一体型がいいかもしれません。が、このオプション、10万円以上しました!
- タカラスタンダード Eシンク → 採用!
営業担当の方に、「これは付けておいたほうがいいですよ」と言われ、付けることに決めました。今思えば、そんなに良いものなら、オプションじゃなくて、標準で付けてほしかったな。
そして、「パーツはネットのほうが安く買えるから、後で好きなものを買ったほうがいいですよ」とも言われたので、とりあえず、Eシンクへの変更のみ発注しました。
今、Eシンクにした効果はあまり感じていないけど、月1回くらいは活用の場面があるかな。パーツもネットで購入しましたが、そんなに割引されておらず、お得感も実感できず・・・。
それよりも、予想以上に水垢がすごい!!引っ越した初日から、もう水垢だらけです。水垢が目立たない高級なシンク台に変えるか、コーティング剤を塗るか、考えたほうが良さそうです。
- コンロ → ガスコンロに
営業担当の方に、「煽り炒めとか、料理をしたいなら、ガスがいいですよ」と言われ、IHクッキングヒーターは諦め、ガスコンロにしました。
今思えば正解だったかな。エアコン、浴室乾燥、電気ケトルで、ブレーカーが落ちる(怒)。まだ手がつけられていないけど、そのうち、配電調べないとなー。電気代が怖い。
- 食洗機 → 却下
除菌ができる食洗機にはとても魅かれましたが、すぐ壊れる実家の高級(?)食洗機を見て育った私は、手洗いで頑張ろうと心に決め、設置はやめました。その分、収納スペースが増えました!
- キッチン用吊戸・収納・食器棚 → この段階では注文しない
営業担当の方に、「今決めなくてもいいですよ。後からでも自分の好きなものを選べますし、そのほうが安くつきますよ」と言われ、この段階での注文はやめました。
実は、鍵の受け取りの日に、ある若いご夫婦がデベに噛みついている現場に遭遇!どうやら、「食器棚は建築オプションでしか選べないから今決めてほしい」と営業担当に言われたらしく、「後からでも選べたじゃない!デザインが気に入らない、なんとかしてよ!」と泣いておりました。
- 洗面所 水栓 洗髪シャワー → 採用(けど、使っていない)
お風呂に入れない時など、洗面所に洗髪シャワーがあると便利かなと思い、発注。あまり付ける人はいないらしい。確かに、まだ使用の機会は訪れていない・・・
- 洗面所 洗濯機上吊戸 ハンガーパイプ付き → 採用
吊戸の棚にはタオルを置いて、洗濯した洋服を一旦ハンガーパイプにかけて...なんて想像を働かせ、便利かも!と思ってチョイス。
今使い始めてみて、ハンガーパイプは本当に便利で、付けて良かったです。だけど、四十肩になってしまい、吊戸の棚の上段には手が届かず、すでに開かずのトビラです。とほほ。
- 風呂場 サーモフロア → 採用
以前住んでいたアパートの黒カビと、冬場のヒヤッとする床の感覚がどうも苦手で、サーモフロアは絶対に入れたかった。一人暮らしで心筋梗塞とか、いやだなーと思ってね。
- 風呂場 手すり → 採用
浴槽から立ち上がる時に必要かなと思い、設置。昔、彼氏がお風呂で転びそうになったことがあってね。次に住むところには、手すりは付けよう!と決めていたので。実際には、あまり使っていないけど、あるだけで安心します。
- 風呂場 浴槽の形状 → ラウンドラインに
ラウンドラインか、エコベンチかで迷いましたが、ラウンドラインにしました。やっぱり、足が延ばせるほうが、断然ゆっくりできます!
ベンチがあれば、高齢になっても転ばず安全にお風呂に入れるかなーと思ったんですが、そんな高齢になってもここに住んでる確証はないしね。
それと、入居してから気づいたのですが、浴槽の材質は、人造大理石ではなく、RPFでした!!コンコンと叩くと、安い音がします。ちゃんと確認しなかった自分が悪いのですが、ちょっとがっかり。
- 風呂場 壁 → 4面アクセントパネルに
営業の方に、「今なら、1面パネルの値段で、4面パネルに変更できますよ」と言われ、4面ともにアクセントパネルを貼ることにしました。濃い色は閉塞感が半端なかったので、お風呂の広さが感じられる色、グリジオセラドンにしました。モデルルームのような高級感よりも、清潔感を求めました。
なんだか、うちのマンション、水垢が本当にすごいんです!もし黒っぽい壁面にしていたら、水垢がすごい目立ったかもしれません。
- 室内物干しポール → 却下
営業の方に、「付けるなら、今のタイミングがおすすめだけど、入居後でも付けられるので、今決めなくても大丈夫」と言われたので、必要になったら付けようと思い、却下。営業の方、本当に良い方で、事後に設置する場合のメーカーや見積とかも用意してくれました。
最上階だし、バルコニーに洗濯物は干せないだろうと思い、設置を検討したんですが、結局、いまだに付けていません。今のところ、風呂場にある洗濯ポールに吊って浴室乾燥機をかけるか、乾燥つきの洗濯機を回すかしていて、事足りています。
以上、主な建築オプションのご紹介でした。ちなみに、建築オプションの総額は約15万円でした。壁のぶち抜きのおかげで、値引きが入ったのが大きかったみたいで、お手頃価格に落ち着きました。